中日新聞の9月からの小説が五木寛之氏の「親鸞」に決まったそうです。
 作家の言葉より引用
「ひさびさの新聞連載なので、不安もあればプレッシャーもある。しかも主人公は親鸞だ。時代は激動の中世である。作者としては武者震いを禁じえない。とことん判りやすく、明日がまちどおしいような面白い作品を書こうと思う。できればそこに、いくばくかの深さも欲しいと願うのだが、それは傲慢というものだろうか。」
 ぜひ、とことん判り易い親鸞を書いて欲しいし、楽しみです。
 「面白いほどわかる○○」というタイトルの本を見かけるが、誰か「面白いほどわかる教行信証」を書いてくれないだろうか。五木寛之氏では、歎異抄の方に傾いて行ってしまうのだろうが、教行信証を軸にした親鸞物語を期待したい。