「熊野観心十界曼荼羅」の絵解き終了。聞きに来てくださった、婦人会の方々(実はこの方々が主催で今回招いていただいた)は本当に優しい目で、こちらがやり易いように聞いて下さいました。本当に感謝いたします。「絵解き」は聞いてみてどうだったでしょうか?
 とは言うものの、ああすれば良かった、こうすれば良かった、この話も持って行ったのにできなかった、と欲を言えばきりがありません。
 特に、本日彼岸の入り。彼岸の中日は太陽が真西に沈む、年に2回しかない日なのに、言うのを忘れてしまいました(「二河白道」ならそれが主だったのに)。いつもは、「お中日くらいは夕方外に出て、ゆっくり夕日を眺めて見ましょうよ」と言っていたのですが…。
 他に用意しておいた話題は、法然上人の生没年は、「いい耳」を持って生まれて、「いちに、いちに」とお浄土に往かれた。1133〜1212の覚え方。
 その他にも、彼岸は「六波羅蜜」の行を意識するとき。六波羅蜜とは「富士にしようぜ、ちえ子さん」。ふ=布施、じ=持戒、に=忍辱、しよう=精進、ぜ=禅定、ちえ=智慧。ちょっとは知識になるかなとも思いますが、まあ、言わなくて良かった?。