錦織圭。にしこりけいと読むそうです。最近ぜんぜん興味を失っていましたので知りませんでしたが、世界ランキング244位の彼が同ランキング12位の選手を破って優勝してしまいました。男子テニスのデルレービーチ国際選手権でのことです。
 準決勝では4度のマッチポイントをしのいで、逆転勝ちをしました。これは体力的に圧倒的に劣る日本人にとってすごいことです。テニスはメンタルタフネスがものをいう世界です。彼は精神力がずば抜けているということです。
 世界で活躍する人は、徐々には出てきません。突然、スーパースターとなって現れるものです。次こそは次こそははありません。ハンカチ王子、はにかみ王子、みんなそうです。テニスの世界では、ボリス・ベッカーがそうでした。予選から勝ち上がり結局ウィンブルドンで最年少優勝してしまいました。
 錦織圭。タフな男子テニス界でどこまで伸びるか、四大大会を見る楽しみが出来ました。