“未安心の部屋”http://blog.goo.ne.jp/xiang9641でも告知されている浄徳寺様での絵解き。
 自分の担当は、2月17日(日) 絵解き&トーク。時間:午前10時から12時。内容:野外葬―森の葬儀のすすめ―。ということらしいのですが全然イメージが浮かんできません。そんなに遠くない昔、野外で薪で火葬したという話は聞いたことはあります。森の葬儀、その心は?
 親鸞絵伝は第四幅目の下から4コマ目。葬送荼毘の場面。ここ一つで30分話すというのは全くもって無理な話。しかし、絵相は興味深いところです。
 解説本をそのまま引用すると、『右の場面は柩を乗せた輿が丘を通って葬場に向かう途中、休憩している模様のようです。ピタリと輿に寄り添うご門弟たち。中には、お聖教らしきものを手にして拝読されている姿もみえます。その丘の向こうの山陰に、柿色風の衣装をつけ、白覆面をした一団が、手に手に棒や槍などを持って、こちらへ向かおうとしています。これは当時、「犬神人(いぬじにん)」と言って、葬儀の先払いをする役目の人たちだったとも伝えられます。左の場面では、火葬が行われています。炎が大きく燃え上がり、それを取り囲んで多くの人々が別れの涙を流しています。』という場面です。これだけの説明、1〜2分で終りです。さて、どうしよう。大雪が積もったら天の助けとして棄権させてもらえるのですが、…。
 今日の「絵解き」には方丈堂の社長さんもお見えになったようで、何か参考になりましたでしょうか。感想をお聞きしたいものです。何にしても絵解き座も絵解き自体も今が大事な時期にさしかかっています。万博でホップしたなら、今ステップの時です。いつかジャンプできるように精進していきましょう。