藪の中と言えば「親鸞聖人」のことも詳しいことは解らない。数々の著書類、歎異抄などからその思想は残ったが、性格や生活上のエピソードなどは皆無である。「恵信尼消息」が発見されて、辛うじて「親鸞聖人」が存在したことが周知となった。
 歴史の真実がわかる機械があったら、人類はそれを見るべきであろうか?
 そんなことよりも今解っている現実をどうするべきか、今後の真実をどう後世に伝えて行くかを、早急に考えて欲しい。アメリカでは、関係者が亡くなってしまうであろう50年後に情報を公開すると聞いている。ケネディ暗殺に関する資料も眠っているらしい。あいまいな国日本も、歴史に学ぶためにも、闇の真実を何とかしてもらいたいものです。しかし、現代でも痴漢や何かの冤罪というものがあるのに、歴史の研究成果などどれほどの価値があるのだろうか。これが古代の○○ですとか、CGでやっていても疑い深い私には何の興味もないです。
 仏さまの御心ほどに良いと知り尽くしておれば、良いとわかるし、仏さまの御心ほどに悪いと知り尽くしておれば、悪いとわかる。しかしながら、「煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界は、よろずのこと、みなもって、そらごとたわごと、まことあることなきに、ただ念仏のみぞまことにておわします」。南無阿弥陀仏