死に時を忘れた人たち

実はあのときが自分の人生(=死)を掛ける絶好のそして唯一のチャンスだったのでは。年老いた男女が、夢も希望もない人生を過ごす中である事件をきっかけに思想的な転換を起こす。現代社会に「超時間的空過」という問題を提起した話題作。

エアー小説書評」とは:エアー小説は、実際にはない本。こんな本をかいたら面白いかなぁというあらすじをえがいて紹介するコーナー。