『泣くな はらちゃん』の挿入歌
♪世界中の敵に降参さ 戦う意思はない 世界中の人の幸せを祈ります♪
は、「後ろ向きの歌」と呼ばれているらしい。けど本当は「私の世界」だそうです。
ぜんぜん後ろ向きに聞こえないのだけど。
当たり前だと思うけど。
この歌が流行ることは、そんな当たり前に気づかせてもらえます。
「ほっといて」と言っても放っておけない、そんな"はたらき"に気づかされたときに、人は安心させられる。

最終回も深い言葉が一杯ありました。
"両思い"というキーワード。
「それで越前さんが幸せならば、私も幸せです」

「あなたが幸せならば、弥陀も幸せです」
信心とは仏様との"両思い"なんですね。
仏様は、いつも片思いです。仏様を利用しようという思いは有っても、大切にしようと言う思いはこれっぽっちも無い。昔それに思いっきり気づかされた人がいました。その人は、仏と両思いになろうと努力されたんだなぁ。
そのお方を「親鸞」と言います。
はらちゃんの言動に、「他力回向」を感じさせてもらえます。