「そもそも、お江は北近江の大名、浅井長政の三女として、天正元(1573)年、小谷城で生まれた。母はお市といい、織田信長の妹で、美貌で知られていた。だがお市が嫁いで六年後、浅井長政は、義理の兄である信長と手を切った。あまりの横暴を見かねたのだ。その結果、長政と信長の間で、姉川の合戦という死闘が繰り広げられた。しかし、長政は敗北を喫し、小谷城に敗走した。ただ小谷城は難攻不落で知られ、ここに立て籠もれば、信長も手は出せない。その後、信長は三年の準備期間を経て、全力を尽くして北近江に攻め込んだ。この時、信長の猛攻の前に、小谷城は落城。長政は切腹して果て、浅井家は滅びた。赤ん坊だったお江は、母のお市に抱かれ、姉の茶々、お初とともに落ち延びた。そして敵方であり、血縁でもある信長に引き取られたのだ。」

時代小説というものを初めて読んでいたら、上のようなことが書いてあった。
大河ドラマでも人気なので、このような知識は常識なのだろうが、
大河ドラマを今までに1回も見たことがなく、
日本史を選択しなかった自分には全く未知の世界である。
予備知識があれば、すんなり入ってくるのだろうが、
知らない情報を繋ぎ合わせていくのは、また難しい。
古典や時代物自体に今まで全く興味が無かったために、
情報が増えていかず、結果難中の難となってしまった。
時代小説というものを縁に興味が湧けば変わるのだろう。
"てらまち案内人"では確かに苦労する。家康がどうのこうの言ってもよく分からないから。
必要は発明の母というが、
多分、好き(面白い)・嫌い(面白くない)の趣味の範疇のものとなるのであろう。
今のところは…。