震災の津波の被害で大量の古文書が流されているらしい。
普段なら出てこないものが流されて消失するのを防ぐ仕事をしている研究者たちがいる。
海水を含んで湿度の高い状態ではカビが生えてしまうために
一時的にフリーズドドライの状態にして、内容を一つずつ検討する。
すべてのものを保管・保存することは大変な労力であるが、中には貴重なものもある。
もしかしたら親鸞聖人に関する古文書なんかも出てこないかなどと思うが、
東北地方にはあまり縁が無かったかもしれない。
750回忌を機に、関東に残る古文書の調査なども行なったら良かったのにと常々思っている。