槇原敬之 - 僕が一番欲しかったもの
動画を見ていて面白いことに気が付きました。
この武道館ライブでは、途中にアレンジとして、
「愛を 愛を 愛を 愛を祝い合おう」という
連呼があります。4分過ぎから6分15秒まで
2分強ずっと同じフレーズを歌い続けます。
最初いつまで続くのだろうと思っていましたが、
いつまで?という感じと、心地よい感じが混ざった、
どこかで体験したのと似た感じを受けました。
 
そう、別時念仏です。
「愛を 愛を 愛を 愛を祝い合おう」を
「ナ〜ム アミ ダブ〜 ナ〜ムアミダブ〜」に変えれば、
念仏です。自然と踊りも出てくる。
踊り念仏とはこのようなものかとも思いました。
 
お寺で念仏するときには、もっと明るく、元気良くすれば、
またひとつ別の空間が作れるのではないかとも思いました。
念仏は「いさみて申す」ことを改めて教えていただきました。
暗い顔してぶつぶつ言っているんじゃダメです。
 
そして、もうひとつ言えることは、
正信偈も、節の付いた念仏も
蓮如上人のころはニューミュージックだったのではということ。
多分、画期的なことだったのではないでしょうか。
そして、大衆は飛びついた。
「ナ〜ム アミ ダブ〜 ナ〜ムアミダブ〜」
2分間を今度の法話で実験してみようと思います。
 
2004年7月28日発売のこの曲は、
2007年5月16日発売のGReeeeNの「愛唄」のサビがそっくりです。
どっちがマネしたかは時間的に明らかですが、
曲が曲だけに、いちゃもんは付けられませんね。
そこに付け込んだならGReeeeNはなかなか。

武道館ライブの映像は消されてしまったので、これで。
http://www.youtube.com/watch?v=3LEgP4wKD3k