今TVで日本で一番長い題名の本の紹介がされていました。調べてみると、
美術家・横尾忠則の新書は、「悩みも迷いも若者の特技だと思えば気にすることないですよ。皆そうして大人になっていくわけだから。僕なんか悩みと迷いの天才だったですよ。悩みも迷いもないところには進歩もないと思って好きな仕事なら何でもいい。見つけてやってください。」(114文字)
だそうです。
前に長い題がブームと言うことで、現代美術家・イチハラヒロコの「雨の夜にカサもささずにトレンチコートのえりを立ててバラの花を抱えて青春の影を歌いながら『悪かった。やっぱり俺…。』って言ってむかえに来てほしい。」(72文字)とか
高田七穂「マンションは何千万円もして人生最大の買い物なのに高いか、安いかわからないしどうやって選んだらよいかわからない人が読む本 エクスナレッジムック」(69文字)
を紹介しましたが、高田さんの本は最後に本となっているので題名のようですが、横尾さんの本は、帯に書いてある本の中身の一節の紹介のようでもありますし、その題名をみても何のことだかよく分からない。こうなってくると、本を読み終わったところに「という本」と書いた題名だけの本も出てくるかも知れませんね。もともと内容を要約したものが題名なわけで…。