今日の新聞に『万引マイバッグの"死角"』という記事が載っていました。
レジ袋の有料化が進んでいるが、有料化前に比べて2割ほど万引件数が増えている。マイバッグを使った万引が目立つようになったからである。「店員が万引を目撃したのに『別の店で買った商品だ』と言い逃れされた」と苦り切る。売り場が広く商品単価の高いホームセンターなどは、万引対策が取れないとしてレジ袋有料化を見送る店が多い。
東海3県では、愛知が60市町村のうち45市町、岐阜が全42市町村、三重が29市町のうち25市町で導入済み。スーパーでレジ袋辞退率は約9割とマイバッグ定着が進んでいる。

 
その9割の中には自分のように、マイバッグは持っていないお客もいることを考慮してもらいたいと思います。
自分にとっては非常に不便になった反面、一回に買う個数が2〜3品に押さえられるため、無駄使いしないようになりました。しかし、商品を抱えて出て行くときの格好はちょっといただけません。即席ラーメンやら肉やらを手で持って店を出て行くときは少なからず抵抗があります。スギ薬局とかで一品一品にテープを貼ってもらうのは、時間も手間も掛かって後ろの人に恐縮してしまいますが、そういう制度なので仕方がありません。アイスクリームなどは薄い袋に小分けして入れてくれるのでさらに時間が掛かります。レジの人も本当のところどう思っているのでしょうか。
たいがいレジ袋は5円の有料ですが、アオキスーパーのように3円のところも出てきて、思い出せばホームエキスポは確かに無料だし、メガマートも無料だったと思います。有りがたいことに安売り店は大概無料です。一番困るのは、ここは有料か、無料か分からないときです。とりあえず手で持てるだけの少なめに買い物をします。でも、お客さんにこんな思いをさせる商売って何なんだろうと疑問に思います。この記事を読んで、こうまでして有料に拘る必要があるのか疑問に思います。
冷静に考えると、エコバッグ業者にうまくやられているのでは、と穿った見方も出てきてしまいます。
自分はレジ袋の有料化は良いのかどうかよく分かりません。実際にゴミの減量に役に立っているのでしょうか。
ちなみに一番よく利用するコンビニはどこも無料で袋をくれます。こんなことでゴミの減量が進んでいくのでしょうか。また、ゴミの減量だけなら、もっと違う面からのアプローチが正解なのでは、と思います。(無料配布のところは店が肩代わりしてくれているんでしょうか?条例というのはどれほどの拘束力があるのでしょうか?)