「深イイ話」で紳助さんがロッテのバーナム・ジュニアとランビンのどちらかが打撃部門もしくはホームラン部門でベスト10に入ったら、秋季キャンプで1日グラウンド整備をすると、テレビで約束しました。
 この一連の話は、突発的にできるものでしょうか?
 いくら紳助さんでも、勝手にグラウンド整備はできないでしょう。
 自分は、これがきっかけで毎日ロッテの試合結果を見るようになりました。バーナム・ジュニアは規定打席が足りないものの4割の打率を残しています。面と向かって(TVですが)8月には日本にいないと断言された2選手は当然奮起するでしょう。そして注目してもらえるロッテには全く損はないのです。紳助さんもTVのネタとして使えるのでこれも損はありません。彼がロッテのキャンプを見に行ったときに、この筋の台本はできていたと思われます。それでなければ、グラウンドキーパーの話も、外国人2選手をボロクソに言うことも、ちょっと無理があります。
 基本的にはこの2選手には頑張ってもらいたいという応援メッセージを含んでいることに気づきました。
 このシナリオを監督に説明すれば、喜んで協力してもらえるでしょう。みんなが元気になり、得をするのです。
 業界の人が見れば、当たり前のことかも知れませんが、突然思いついたようにネタを振る。面白おかしく見ていましたが、そこにどれだけの計算が隠されているのか。今のテレビ番組はどう見たら良いのか本当に難しくなったと思います。
 紳助さんの企画アイデア力を実生活でも参考にして、応用できたら、結果の出る仕事と楽しい生活が送れるのではないでしょうか。