「おくりびとアカデミー賞受賞。
 
 これで、岡崎教区2009公開講演会『人間成就』の第5回5/17(日)青木新門氏の講演も盛況でしょう。
 第5回5月17日(日)青木新門氏 講題:いのちのバトンタッチ
 1937年、富山県生まれ。早稲田大学中退後、飲食店を経営する傍ら文学を志す。1973年冠婚葬祭会社に入社。1993年、葬式の現場での体験を「納棺夫日記」として著し、ベストセラーになり全国的に注目され、2008年『おくりびと』と改題され映画化される。現在、日本文芸家協会会員。著書に『柿の炎』『木漏れ日の風景』『雪道』『つららの坊や』など多数。

 2007年5月16日に講演会を聴いて、サイン入り本を購入したことが記録されていました。http://d.hatena.ne.jp/jinryuji/20070516
 いのちのバトンタッチ
人は必ず死ぬのだから
いのちのバトンタッチがあるのです
 
死に臨んで先に往く人が
「ありがとう」と云えば
残る人が
「ありがとう」と応える
そんなバトンタッチがあるのです
 
死から目をそむけている人は
見そこなうかもしれませんが
目と目で交わす一瞬の
いのちのバトンタッチがあるのです 
(「納棺夫日記」p.148自選詩より)