1月の月例経済報告 「景気は急速に悪化」と基調判断を4カ月連続で下方修正
政府は、1月の月例経済報告について、基調判断を4カ月連続で下方修正し、「景気は、急速に悪化している」とした。
基調判断で「急速に」という表現が使われるのは、初めてのこととなる。
景気の基調判断が4カ月連続で下方修正されたのは、世界経済の後退を受け、輸出・生産が異例の速さで悪化していることや、雇用問題をきっかけに個人消費が落ち込むなど、広範囲での悪化を受けたもの。
「景気は、急速に悪化している」という表現は、2001年11月に「景気は、一段と悪化している」とした前回の景気後退局面より、落ち込みが大きいと判断しているということで、先行きについては、数カ月で好転することは見込めないとしている。

 この報告に何の意味があるの?あきれるのは私だけ?
 「数カ月で好転することは見込めないとしている」ってどんなことをしても駄目と言うこと?ならば、補正予算も意味無いことだし、無理に75兆も無駄遣いすることもない。こんな時はそっと、じっとしているが良いのだと思う。政治家の言うことは往々にして誤りが多いものだ。じっと様子を見て一番効果的な対策をスピーディーに行なう、やるやる言うだけで遅々として進まず、考え無しに無駄なお金を垂れ流す。何とか政治の責任を問えるようにできないものかと思う。怒るのも空しい。
 毎日楽しく、生き生きと生きているような人でも、この国のあり方を見れば根本のところで空しく過ぎてしまう気がする。早く何とかしないといけない。